MkDocsの環境構築や使い方などを紹介しています。
サイトでも紹介していますが、MkDocsとはMarkdown記法で作成可能なWebサイトジェネレータです。デザインを見て気づかれるかも知れませんが、Imagicが
VRMNXのサイトで使っているのもこのツールです。(なお、このデザインはデフォルトではなく外観テーマ「Material for MkDocs」がベースです)
今までCaldiaのホームページはHTML手打ちで作成しており、デザインテンプレートから記事を書いていましたが、そもそもHTMLタグの手書きが面倒な上に、デザイン全体のリニューアルには多大な労力が掛かり、昨今のjavascriptを要するレスポンシブWebデザインに至っては全く導入できずにいました。
デザイン変更を柔軟に対応したい場合、WordPressのようなスクリプト言語+データベースを組み合わせた動的HTML生成を行う必要がありますが、そのような環境は無料サービスの選択肢が乏しいことやコンテンツ管理システム対応外の内容は労力が掛かること、サイトのバックアップや移行が難しいこと等から今まで断念していました。
MkDocsを使うとHTML手書きよりも直感的に分かりやすいMarkdownで書いたテキストファイルをPC側でビルドすることで静的HTMLファイルを作成してくれるため、現行サービスの無料ホームページサイトでも十全に利用することが出来ます。
動的サイトと比べた場合、データベースやPHPサービスが不要なのでセキュリティ的にも安心で表示が早いというメリットがあります。
サイトのデザインもテンプレートをベースに比較的改造しやすいようなので、徐々に変化させていくこともできます。
現在のページを全て置き換える予定はないですが、今後VRMNXの記事を書く場合はMkDocsを使って生成していこうと思います。