2020/09/18(金)の21時~24時頃に「
VRM-NXファイル連携システム」対応の「
ネットワークコントローラー(File Linkege System - Network Controller)」を利用した「第2回 鉄道模型シミュレーターNXオンライン運転会」(勝手に命名)を開催しました。
・本線3ラインをA~Dの4ラインに増線
・全ラインに上下駅2箇所の待避線を設置
・相互に入線可能な渡り線(クロスポイント含む)を設置
・中央に終端駅を設置
と、多人数がより楽しめるようにしました。
また、ネットワークコントローラーもバグ修正とポイントや列車の登録を毎回しなくてもいいように表示設定の保存・読み込みに対応しました。
初期設定と操作対象の割り当てを行い、列車の操作はスムーズに出来ましたが、ポイントの個数が多くなると、どのポイントがどの名前なのか判別と覚えるのが難しく、作った自分でも最後まで言い間違いが多かったです。
命名規則や表の並べ方が良くなかったかも知れませんが、配線図は必要だなぁと感じました。
一通り皆のクライアント動作を確認するといよいよ今回の特徴である「渡り線」の利用です。
他者が操作する路線に自分の列車を入線させるため、運転手とポイント管理者(事実上の運行管理員)との連携が必要となります。
特にその路線の利用者が列車を走行させている場合は自分の列車とポイントと進入してきた列車を全部確認する必要があるため制御が非常に難しく、少しでも気を抜くとオカマ掘り(連結事故)があちこちで多発。(笑)
運転会前半はやけくそ気味に全部連結され「スーパー出雲雷鳥ソニックにちりんひだ京浜東北」みたいなカオス編成が爆誕することに!(順番覚えてないですw)
連結された塊魂みたいな編成を一旦初期化して、運転会後半は終端線の列車を一番外周の路線まで持って行ったり、それぞれの路線に各々の列車を移動させるミッションにチャレンジ。
ちょくちょく事故ったりはしたものの、自然と役割分担しながら概ね自由自在に列車を動かすことができ、ほとんど貸レイアウトの運転会さながらの楽しみを味わえました。
本線に自分以外の列車が走ってい状態では、低速でも手に汗握るぐらいの集中力が必要になり、改めてATSや閉塞のありがたみを感じました。
また、運転している列車以外をよそ見することも難しいため、自然と列車運転手と運行管理員は別々の人が担当する状態になりました。
操作の割り当て方法も熟れてきて、動いていない列車を手すきの人が担当したり、ポイントを「自分が動かしまーす」と宣言して「何番ポイント曲、ヨシ!」と点呼したりたりするなど、皆が高度な連携を披露。
点呼や宣言の大切さと重要さも改めて感じられる結果となりました。
課題としては今回のレイアウトサイズ(3200x1700)がNXビュワーの固定俯瞰カメラでの描画範囲限界であるため、これ以上大きいレイアウトで遊ぶことが難しく、多少FPSが下がってももっと描画サイズを大きくしてもらいたいなぁという要望が一つ、前述しましたがポイント数がこれ以上増えるとリストから選ぶのが相当難しいため、他の識別方法が必須であると感じました。
同様に列車も誰がどれを運転しているか分かりにくかったり、同じ車種があると識別不能になるため、ゲームのような頭上マーカーを表示させたいと感じました。
今回も多数の方に参加して頂き、ありがとうございました。
今後もリクエストがあればオンライン運転会を実施するとともに、「VRM-NXファイル連携システム」「ネットワークコントローラー」の改良にも取り組んでまいります。