鉄道模型シミュレーター(VRM)を紹介するホームページ「CaldiaのVRM Room」の更新情報と、Caldia本人の日常ぐだぐだ日記。
本体(29,980円相当)13,000円
専用メモリーカード16GB(5,500円相当)2,000円
リッジレーサー(3,000円相当)1,000円
シリコンカバー&専用ケース(4,000円相当)100円(各50円)
合計42,480円分の品物が、たった1ヶ月で16,100円でドナドナされました。
1.世間に存在しないVita
何故売ったかと聞かれたら、まあ要らなくなったからとしか言い用がないんですが、もういたたまれなくなったんですよね。
周囲の人間は無論のこと、ネットですら「PSVitaの悪口を言う人が居ない」んです。
一見良い事のように見えますが、要するに「PSVitaが話題になることすら無い」という意味です。
もうVitaが面白い・詰まらない・高い・安いの問題ではなく、存在そのものが認知されてない。
話のネタにもならないものを黙って持ってても仕方なかった。
2.全てにおいてスマホに負けてる
Vitaはスマホに比べると非常に重いしデカイ。
初回版のプリペイドはスマホの3G回線とは回線速度が比べ物にならない。
音楽も動画も画像もVitaは全てUIが中途半端。
挙句、画面の解像度すらGalaxyS2に負けてます。
通勤時は「時間潰し」がしたいのであって「ゲーム」をしたい訳ではない自分にとって、現在Vitaが持つコンテンツはどう見積もっても費用対効果に見合わない。
スマホでWebを見ているか、無料アプリで遊ぶ方がコスト的にも全然良いです。
携帯端末は2台同時には持てません。
結果、スマホを手に持った瞬間からVitaはカバンのケースの中で眠りについたのでした。
3.任天堂の焦りとSONYの慢心
任天堂は3DSを早急に値下げしましたが、あれは結果的に成功したと思います。
任天堂はハード以外にもソフトを自社ハードで展開しているため、ハードが売れないとソフトも売れない、イコール任天堂という会社そのものが潰れかねないという焦りがあったと思います。
逆にSONYはとりあえずハードが売れればよく、自社ソフトの売り上げがぱっとしなくてもハードが売れる一翼を担ってくれたら良いよね程度で考えていたのかもしれません。
そしてその結果が今の現状に繋がるのだと思います。
今のPSVitaでソフトを開発しようと意気込んでる会社は非常に少ないと思います。
どう考えてもライセンスを払ってSONYに付くより、殆ど元手がかからないアプリ開発をしたほうが将来性がありますから。
4.ゲーム機本来の姿をもう一度考える
そもそもファミリーコンピュータは当時高価だったコンピュータをゲーム機に特化させて安価で家庭に浸透させ、爆発的に普及させた経緯がありました。
しかし、PS3やVitaの流れは明らかに「ゲーム機+α」を取り込む方向に流れています。
これがもし皆が携帯電話程度しか持たなかった時代なら、或いは成功したかもしれません。
しかし実際はスマホという同じ流れに沿いながら、それ以上の利便性を持ち、かつ電話とメールという生活必需品を兼ね揃えて人間の両手を奪ってしまいました。
また、ファミコンの武器であるカセット(コンテンツ)の取り換えという点でも、今のVitaはスマホの安くて膨大なアプリの前に全く有利であるとは思えません。
ついでに言うなら昨今、小学生にも携帯電話を持たせる親が、追加で数万円の携帯ゲーム機に数千円のソフトと毎月2,3000円のデータ通信量を払うとはとても考えられません。
かくして、Vitaは純粋なゲーム機でもなければ、汎用携帯端末でもない中途半端な「何か」に成り下がってしまったと思います。
5.Vitaがどうすれば普及するか本気で考える
ここまで散々Vitaがダメだということを言いましたが、ここまでで終わるとVitaのネガティブキャンペーンになってしまうので、じゃあどうすればよかったのかを真剣に考えてみます。
まず本体は多少スペックを落としてもいいので携帯ゲーム機として扱いやすく、そして安価に。
少なくとも1万円前半ぐらいでないと(文字通り)話しにならない。
既にVitaはスマホのハードウェアスペックと比べると「型落ち」になりつつあります。
同じ土俵で戦おうとするとどうしても比較されてしまいます。
ですが、Wiiはどうだったでしょうか?
そしてゲーム機に特化すること。
ローディングの長いゲーム機なんて携帯端末では論外。
特に現状のVitaソフトは回線が接続される前提で作られていますが、あの待ち時間、接続待機はあり得ない。
(これがVitaで一番嫌だったことでもあります)
携帯端末としての「いつでも・どこでも」のモットーが完全に失われています。
電源を入れたらソフトが選べる。
ソフトを選んだらすぐ遊べる。
それでいいじゃないですか。
ゲーム機にそれ以上は求めません。
最後に開発者には戸口を広げること。
兎に角、今はがむしゃらにクソゲーでも何でも作ってみて、コンテンツを増やす。
ネットダウンロード形式で販売するなら、最初は1000円で売っても、クソゲーだとわかったら10円に値段変更しても良いと思う。
逆に製品がアップデートされて神ゲーになったら、また価格を上げたらいい。
ネットショッピングに慣れた世代にとって「定価」を定める必要はない。
市場に合わせて柔軟に価格を決める仕組みを作れば問題ないと思います。
書いてて気づきましたが、よく見たら「作り直せ」って言ってるのに等しいw
現状のVitaがどうすれば良くなるのか…とりあえず不満点を潰せばいいのかな。
ってことで自分が感じた不満点を羅列します。
関係者各位は是非とも改善して頂きたく。
OS関連
・タッチパネルだけでなくボタンでも操作させて欲しい
音楽、動画、フォト
・PC上のフォルダ分け希望
・PCから直接ファイルを書き込めるように。同期とか面倒過ぎる
・動画の対応フォーマットが厳密過ぎ。PC上の保存動画は1割程度しか読み込めなかった
・写真の大量読み込み・削除処理が非常に遅い
通信関連
・通信待ちの回数が多い。
・通信(時間)が遅い。
・通信できなければ扱えない機能が多すぎる
・通信できない度に何か言われてゲームがテンポ良く進まない、というかゲームが出来ない。
・一番激怒したのがシステムアップデート。外で遊んでいるとき「アップデートをして下さい」と言われ、
更新しようとしたら「WiFiに接続してください」と言われ、結局何も出来なくなる。
せめて更新メッセージは更新可能な環境で出すように。このシステム設計は有り得ない、と言うか、異常。
ブラウザ
・やはりゲームしながらブラウジングできないと意味がないというか。
メモリ的に厳しそうですが、何とか実現して下さい。
・と言うかブラウジングそのものが何かおかしいです。
・せめて「画像非表示設定」とかがあれば大分違うかも。
以上、ドナドナされたVitaの持ち主がお伝えしました。
スマホが普及しだしてから幾年かが経過しました。
初期のスマホは既存技術を小さく詰め込んだり取捨選択して機能制限を掛けたものが主でした。
それが段々とユーザーのニーズや技術方針が定まってきて、スマートフォン専用に最適化された技術が台頭され始めています。
脈絡のない形になりますが、そういった技術方針というか、スマートフォンに詰め込まれていくであろうものを適当に書いていこうと思います。
半分以上はにわか知識の妄想なので、そこんとこよろしく。(笑
1.CPU
デスクトップPCでは6コア8コアは当たり前の時代になりましたが、スマホでは現在2コアが主流です。
今後もマルチコア化が進みますが、電力消費を抑えるため複合コアを搭載する方針になります。
スマホはパソコンと比べて24時間起動しているため、待機時間:操作時間の割合を比べると待機時間の方が
圧倒的に多くなります。現在のCPUは待機時はクロックダウンを行い電力消費量を抑えて動かすようにしていますが、
電力調節の上下限も限界があります。
そこでスマホでは高性能高消費電力なCPUと低性能省エネCPUを搭載し、待機時は高性能CPUに通電しないという方式が考えられています。
これの利点は高性能CPU側に複雑なクロック数調節機能を簡略化できるためコストを抑えられることと、
高クロック特化のアーキテクチャ設計が可能になることです。
また、省エネCPUは必然的にダイサイズも小さくなるため低電力以外に小型化にも貢献します。
2.メモリ
スマホのRAMメモリは現在1GBあたりが主流です。
気を付けなければならいないのは、ダイが高集積化すればポンポンと大容量メモリを載せられるわけではないということです。
ダイの微細化・小型化は必要ですが、RAMメモリは常に通電し続けなければならないため、搭載容量の設定は、ほぼ電力量と使用予想メモリ量の調節で決まります。
データの載っている部分にのみピンポイントで通電させるなど細かい電力調節が可能になれば低電力化は進められそうです。
3.ディスプレイ
iPhone4Sの画面が綺麗と呼ばれる理由に高解像度化があります。
高解像度化の技術は非常に難しいですが、画面は明るくなるし必然的に細かい文字でもはっきりと読めるようになるため、今後はどんどん高解像度かが進められていきます。
またディスプレイはタッチパネルの精度向上、更なる薄型化などの発展余地があるため、今後の性能向上に期待がもてます。
パソコンの液晶ディスプレイも、今後は4K2KやQFHDが主流になっていくことになります。
4.記憶領域
スマホはROMメモリとMicroSDとの併用が一般的です。
MicroSDは現在SDHCが主流で最大容量が32GBになっています。
SDHCは容量的にも通信速度的にもスマホには十分なので、あと半年から1年程度はこの流れが続くと思われます。
しかし上位互換であるSDXCカードも発売されてから結構な年数が経過しており、デジカメ分野では既に積極的に使用されているため、値段とニーズの兼ね合いによって、規格移行するのは時間の問題かと思われます。
その前にスマホのアプリがSDカードから自由に実行できる仕組みが必須ですが。
SSDも128~256GBが手頃な価格になるなどノートパソコンやウルトラブックを始め、普及率は順調に推移しています。
今後、家庭用NASが普及してくれば、パソコンにはSSD、NASやサーバにはHDDという住み分けが出てくるかもしれません。
これも値段との兼ね合いですね。
5.通信
無線通信に関しては通信業者間で規格が入り乱れており、まだ整理されていないのが現状と言えます。
というのも無線に関しては業者毎に利用可能な周波数が定められており、LAN回線のように規格統合はできません。
3G回線等は従来の携帯電話向けの回線でスマホ専用規格とは言いがたいですし、WiMAXも次世代規格とは言えません。
auは今年の7月に周波数整理を行うので次世代環境構築はそれからがスタートと言えます。
ソフトバンクの4Gができるなど次々と新しいサービスも始まっており、そういう意味では通信系はまだまだ「導入期」と言えます。
一方で有線LANの方はようやく10GLANのチップセット対応が見えてきました。
今までローカルLANは1Gbpsもあればデータ転送に十分対応できたため、それ以上のニーズは無かったのですが、SSDの普及やNASの普及に伴いデータ量と記憶媒体の速度向上によりニーズが高まってきたのだと予想されます。
メリット
解像度がHDサイズ(720×1280)
Android4.0へのアップデートは確定(時期は未定)
Wi-Fi:5GHzのサポート
NFCの対応
WiMAX、テザリング対応
内蔵メモリが16GB
電池持ちが良い(らしい。電池容量が大きいのは確か)
デメリット
解像度と液晶が大きい分、本体もデカイ。もう一回り小さいほうが好き。
実機を触ってみたが、解像度向上による負荷の影響か、アニメーションの滑らかさが今一つだった。ソフトウェア側で改善できるといいが…。(ただ、何かのインタビューでありましたが、スマートフォンはアニメーションで地味に電力を消費するため、意図的にFPSを落としている可能性もある)
メリット
GALAXYより一回り小さい。縦が1.5cm小さいだけで割と扱いやすいサイズに。
実機操作してみたが、タッチの精度が非常に良かった。Optimusを操作した後ではGALAXYの扱いに少々イラッとしてしまうほど。
ワンセグが見れる。非常時には重宝しそう。
デメリット
Android4.0へのアップデートは未定
評価を左右するポイント
GALAXYのWi-Fi:5GHzとNFCの機能は必須ではない。(大体家のルータでも5GHzないのに)
GALAXYの電池持ち良好も、スマフォという視点からすればドングリの背比べ。バッテリーチャージャーを持ち歩くのであればそれほど大きいメリットではない。
GALAXYのHDサイズは本当に必要か?
GALAXYの内蔵メモリは16GBも必要か?SDHCは両方共32GBまで使用できる。
OptimusのAndroid4.0アップデートが確定すれば同格。
結局のところ「Wi-Fi&テザリング+最先端なオマケ沢山4.0のGALAXY」VS「コンパクトでシンプルかつ扱いやすいOptimus」といったところでしょうか。
今のところ心はGALAXYを購入したい心境ですが、Optimusの扱いやすさの評判やAndroid4.0アップデート情報によってはOptimusにする可能性もあります。
まだまだ時間はあるので、ゆっくり考えたいと思います。
余談ですが32GBのmicroSDが難波で2460円で売ってた…。
暴落しすぎだろう…。