鉄道模型シミュレーター(VRM)を紹介するホームページ「CaldiaのVRM Room」の更新情報と、Caldia本人の日常ぐだぐだ日記。
前回の記事を書いてから、少し冷静になって検証すると、うちのPCのCPUはあんまり騒音をまき散らしていないことが判明。i7はフルパワーにならなければクロックダウンするから普段は低電力だし、ゴッツイCPUファンを搭載しているためそれほど騒音の塊ということでは無かった。
よって、今回の日本橋への買い出しは一部のパーツ交換に留めました。
1.CT128M4SSD2(17980円)
crucial製128GB-SSD。
ベンチマークは以下の通り。
比較用として下が今まで使用していた同社製RealSSD C300。
リードはあんまり変化なしですが、ライト速度は倍以上に。
これが地味に凄くて、バックグラウンドでWindows Updateがフルパワーで走りつつ、Officeなどのソフトを平行してインストールしていけるというトンデモ仕様。
(ドライバ競合とかファイルのデットロックの可能性もあるのであんまり真似しないように!)
数十回Windowsの再起動を行ったにも関わらず、前環境を取り戻す作業は3時間ぐらいで終わりました。
容量が倍になったため、Dドライブ分けが不要になり、今まで使用していた500GBのHDDを外しました。
これにより、ケース内部の発熱量が少し減りました。
2.PSD38G1333KHDDR3(4205円)
Patriot製DDR3-1333 4GBx2。増設して12GB読み込み。
これは前回書いた通り、12GBなんてメモリとして滅多に使用しないので、6GB分をRAM Disk化して「作業場」として使用。
本当はページファイルを作成したかったのですが、警告が出て、調べてみると「12GBメモリ乗っけたら12GB分のページファイルが必要だよ」ということらしい。
また、手動でサイズ変更すると何故かパフォーマンスが落ちたのでページファイル化は諦めることに。
そのかわり、DVDイメージを必要時に配置したり、ファイルの圧縮・解凍、エンコードのTempファイルとして使用することにしました。
特に上記作業は書き込み容量が大きく、SSD上で行うと劣化が進みやすいためかなり重宝します。
あと、XP Modeを使用するときは仮想ハードディスクファイルをここに置くと超サクサクになります。
ちなみにスコアは以下のとおり。
「思ったよりスコア伸びないなぁ」と感じましたが、タスクマネージャでチェックしてみると、CPUの作業コアが100%に達しており、純粋にCPUのパワー不足が原因っぽかったです。
つまり「RAM Diskのベンチマークを試したら、いつの間にか試されていたのはCPUだった」という。(笑)
これだけメモリも大容量化になってくると、新しい道が開けてきそう。
例えばZ68だとSSDを中間キャッシュとして用いてHDDに書きこむ技術がありますが、それがメモリキャッシュ→HDD&SSDとかになったり。
3.VGAクーラーK80(480円)
なんかワンコインセール中だったので試しみに買ってみました。
で、結論を言うと「温度が低くなった分だけ静かになった」というのが正しいかな、と。
今までは「アイドリング60℃→ゲーム中100℃近辺」だったのが、「アイドリング50℃→ゲーム中70℃近辺」となりました。ファンの回転数はPWM制御のため、温度の分だけ回転数が下がり、その分だけ騒音も下がった、という感じです。
価格的にこれ原価じゃないのか?という安さですこぶる不安でしたが、意外としっかり冷えるし、メモリチップ用放熱フィンまでついていたため、かなりお買い得な買い物だと思いました。
あえてデメリットを挙げるなら放熱フィンと8cmファンの接続方法(ゴム留め)が難しかったことと、放熱容量としてはGTS450程度が限界というところでしょうか。
何にせよかなりお得なお買い物だったので、今後はこの構成で行きたいと思います。
あとここ数年の変化とかそういうの。
①「これからはeSATAの時代だ!」とか思ってたら普通にUSB3.0へ統合されそうな感じ。PCケースの前面USB出力が3.0になったらケースごと買い換える必要が出てくるか?
②今まではSSDをCドライブ、HDDをDドライブにして容量の大きいプログラムはDドライブへ…なんてしていたが、SSDが大容量化してくることで全部のアプリをCドライブに突っ込むことも可能になってきた。また、インストールファイル以外は全部NASへ入れるようになったため、PCに搭載するHDD容量が激減。NASは4TBになったが、PCはSSDの128GB+500GB(このHDDは個人情報とか機密性の高いデータが入る)で十分。
あと、現在PCは小学生の頃から使っている勉強机の上で動かしているんですが、とうとうPC机を新調することにしました。
とりあえずPC関係はこんな感じで。
皆さん、地震の影響はどのようなものでしょうか?
こちらはプライベート方面は特に影響ありませんが、仕事関連で影響が出まくっています。
具体的には納品物が届かなかったり遅れたり、顧客先が音信不通等々。
一刻も早く復旧したいところです。
それ以外のまとめ。
◆サーバーの話
だいぶん前になりますがFedoraサーバが壊れてバッファローのNASを買ったのですが、やはりメモリ不足からか、微妙に使いづらい状況だったので、大人しく自作PCでサーバを組み立てることにしました。
ちなみに「使いづらい状況」=「NASが悪い」訳ではないです。
単に前のサーバに比べて読み書き速度が出なかったのが不満だっただけで、バッファローのNASは優秀です。
今後もテレビ録画とかメディアサーバとか他用途で使用予定。
さて、折角なので気分一新のために新しくハードウェアを揃えることにしました。
マザーボード:Intel D525MW(Atom D525 13W)
メモリ:SO-DIMM DDR3-1066 4GB
HDD:WDの2TB(既存)
相変わらず余計な物は無いです。
でOSですが当初はUbuntuで頑張ろうとしましたが…Fedoraと使い勝手が違い、あえなく挫折。
「Ubuntuは日本語フォーラムが充実してて分かりやすい」との評判でしたが、充実しているのはデスクトップ版、GUIベースのほうで、CUIの方はFedoraより記事が少なくあんまり参考になりませんでした。
仕方なくFedora14をインストール・・・しましたが、何か11の時と比べて使い勝手が違う。
設定も何か効かないし、Windowsからは見えないし・・・と泥沼に嵌ってる気分。
やむなくWindowsのISSで構築し、事なきを得ました。
これで何とか読み書き速度が安定しました。
◆ルータの話
今まで使用していたルータの無線LANの調子がだんだん悪くなってきており、
リセットのかかる頻度が高くなってきたため、買い換えることにしました。
購入したのは「MZK-WG300NX」
確か7980円。
全ポートGigaLANで一番惹かれたのが「有線スループットが最大930Mbps」との謳い文句。
…実際にWindowsで測定してみると、ハブを一個咬ませているのに「860Mbps」とかが普通に出る。
化物じみた性能を感じました。
ルータの設定ですが、はっきり言って「やりすぎ」レベル。
USBにメディアを接続してメディアサーバを構築可能。
仮想AP使用可能。
ルーティングテーブル、RIP、各種フィルタ、VLAN、DNS機能などなど…
最近のルーターって全部こんなのかなぁ。
設定方法というか名称を見てるとまんまLinuxを触っている感触でした。
あと、ブラウザのレスポンスが速いのも好印象。
使ってみた感想ですが、Webブラウジングが早くなりました。
家から外は100M契約なので速度はそこで打ち止めのはずですが、
何というかリンクをクリックしてから次のページに切り替わる速度が
ワンテンポ早くなったことが誰でも分かるような感覚でした。
外部との通信速度自体は変わりませんが、無線LANの不調もなくなったため、これはこれで満足です。
◆仕事の話
3月は本当に色々ありました。
前回の記事でもありましたが、九州出張に行った翌日に地震があり、いそいそと自宅に戻ってきました。
また、翌週は三度目の中国出張があり、日曜日に出国して何とか仕事を切り抜けました。
◆身内の話
これでやっと仕事が一息付けるぞ…と思った矢先に今度は祖父が大腿骨骨折で緊急入院。
更に親戚の爺も死去するなど倒れてしまいそうな年度越しでした。
祖父はいまだに入院中ですが、手術は無事に成功し、元気いっぱいで「帰りたい」だの
「外に出たい」だの「病院の飯がマズイ」だの散々文句言ってるので大丈夫でしょう。(笑)
とりあえず、近況はこんな感じ。
やっと一段落できました。