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slack diary

鉄道模型シミュレーター(VRM)を紹介するホームページ「CaldiaのVRM Room」の更新情報と、Caldia本人の日常ぐだぐだ日記。

VRM-NXネットワークコントローラー発表会

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VRM-NXネットワークコントローラー発表会



ホームページ上に「VRM-NXファイル連携システム」を公開しました。
「VRM-NXファイル連携システム」はVRM-NXのPythonスクリプトで命令が書かれたテキストファイルを読み込み、ビュワーの列車やポイントを制御するシステムとなっています。

開発当初の目的は鉄道模型でよくある制御盤や運転盤を作って多数の機器制御を簡単に実現してみようという趣旨で開発したのですが「これ、ちゃんとネットワーク対応したら真のオンライン・クラウドでVRMを楽しめるのでは?」と前々から思っていました。
ネットワーク非実装のローカルコントローラは去年12月頃に作ったものの、テレワークが始まると会社のVPN環境やサーバ構築作業に追われてそのまま放置された状態になっていました。


9月に入ってようやくテレワーク環境も熟れてゆとりが出来てきたつい先日、VRM界隈の発言で「VRMでオンライン運転会とか出来たらいいのに」と思い、作りかけだったコントローラープログラムにUDPサーバー・クライアント機能を持たせた「VRM-NX ネットワークコントローラー」を作ることとなりました。

で、この機能のお披露目に当たり「これは実際に触ってもらわないと伝わらないかも?」と考え、急遽VRMコミュニティ内で画面共有をしながら体験してもらう発表会をやってみたい思いました。


昨夜は突飛な思いつきにもかかわらず複数の方が参加してくださり、テストとしても予想以上にネットワークの遅延を感じず、プログラムも問題なく動作し、「一つのレイアウトを複数人が同時に操作する」というバーチャル運転会の触りを体感してもらうことが出来たと思っています。
参加者からも「VRMの遊び方が変わりそう」との感想も頂きました。ありがとうございます。

自分は当日列車の操作等はせずにサーバを動作させて画面配信しながら解説をしていましたが、自分が操作していない複数の列車が、自動運転にはない人間特有の動きをしているのを見ると「レイアウトが生きている」という表現がしっくりくるほどの面白さを垣間見る事ができたと思いました。

また、副次効果としてVRM-NXを所持していない(起動していない)人でも、動画を見る以外でVRM-NXをネットワーク越しに動かし楽しんでもらう体験はVRM-NXの布教活動としてとてもメリットがあると感じました。(別に販促したいわけでは無いのですが:笑)


今回はプログラムのお披露目が趣旨だったため簡素な実験レイアウトを触ってもらっただけでしたが、俯瞰視点で収まるナローゲージや路面電車などの密度が高いレイアウトに目標となるミッションを用意して、それを複数メンバーがポイントや列車の制御を分担してワイワイしながら
バーチャル運転会をすると盛り上がりそうだ、と感じました。


今後はプログラムの改良や機能拡張を行いつつ、皆で遊べるレイアウトを作ってチャットしながらワイワイできるような活動もしたいな、と思っています。


発表当日に夜遅くまで遊んでいただき、また雑談にも付き合って頂いた皆様、ありがとうございました。
引き続きよろしくお願いします。

また本内容について興味のある方がいらっしゃいましたら実演も含めて紹介させて頂きますので、お気軽にお声掛けください。
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