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slack diary

鉄道模型シミュレーター(VRM)を紹介するホームページ「CaldiaのVRM Room」の更新情報と、Caldia本人の日常ぐだぐだ日記。

VRMONLINE-NX βテストで遊んでみようとした【サポート対象外】



まず最初にお断りします。
βテストNXシステムの動作保証OSは「Windows10」です。
またグラフィック要件として「DX12世代GPU」が必要です。
下記の記事はあえてこれらのルールに反して書かれた、失敗見本となっています。
そのことを前提として読んでください。



さて、本日よりVRMNXのβテストが公開されました。
早速Windows8.1にインストールして遊んでみようと思います。

Google ChromeでダウンロードするとCaldiaの環境では警告が表示されました。
ここで「破棄」を押してしまうとダウンロードファイルが削除されてしまうため「▽」から「継続」を選んでファイルを保存します。



zipファイルを展開して「setup.exe」を実行するとインストールが始まります。インストールはすんなり成功してデスクトップにもショートカットが表示されました。
それではレッツプレイ!




(´・ω・`)


という事で当然ながら起動しません。

---------------------------
VRMNXVO.exe - システム エラー
---------------------------
コンピューターに XAudio2_9.dll がないため、プログラムを開始できません。この問題を解決するには、プログラムを再インストールしてみてください。 
---------------------------

OK、起動しないのは分かった。
けどファイルが足りないんだよな?
もうちょっと足掻いてみよう。(※良い子は真似しないでください)

Windows10で「XAudio2_9.dll」を検索するといくつか出てくる。
「.msi」はインストーラで、「Wow64」と表示されているファイルは32bit用なので、「C:\Windows\system32\XAudio2_9.dll」をWindows8.1の同フォルダへコピーする。
これでファイルは増えた。どうなる?


(´・ω・`)


という事でやはり起動しません。
ちなみにWindows10(1803)には「api-ms-win-core-synch-l1-2-1.dll」ファイルが見当たらない。
「api-ms-win-core-synch-l1-2-0.dll」は見つかったがWindows8.1にも同名ファイルが既存であり、上書きするのは流石に躊躇った。
そもそもシステム権限で上書きが禁止されているので置き換えも面倒そう。


という事で、Windows8.1ではVRMNXが動かないことが分かりました。わーい。



ちなみに「何故Windows10じゃないといけないのか?」ですが、答えは「VRMNXで使われているDirectXのバージョン12が、Windows10でしか動かない」からです。
コマンドプロンプトから「dxdiag」を入力してDirectX診断ツールを実行するとWindows8.1環境ではDirectXのバージョンが11と表示されてしまいます。
残念。

参考:最新ゲームが高速動作、DirectX 12はWindows 10でしか享受できない! - 本当にWindows 10って使えるの? - 窓の杜



じゃあ仮想環境ならどうだ!?
(`・ω・´)

ということで今度は「VMWare Workstation Player 15」で動作するWindows10を使って実行できるかを試してみます。
ちなみに結論から言うと駄目でした。(理由は後述)



Windows10(1803)を準備します。
「dxdiag」コマンドを実行してDirectX要件を確認。
CPUは4コア、メモリは4GB(要件に足りてないけど気にしない)、DirectXも12であることを確認しました。これで勝つる!


(๑•̀ㅂ•́)و✧

おお、これがNX・・・。

しかし・・・なんか黒いぞ?



とりあえずレールを置いて・・・

あれ、フリーズ?

・・・

落ちました。orz

エラーが出ることなくサクッと強制終了してしまいました。


イベントビューアを確認すると一応エラー情報は表示されています。
プログラムの問題と言うよりはDLL参照エラーとかそのレベルの致命的なエラーっぽい。

という事で、「VMWare Workstation Player 15 の Windows10」ではVRMNXが動かないことが分かりました。ぅわぁーい!!


ちなみに「何故Windows10なのに動かないのか?」ですが、答えは「VMWare Workstation Player 15で動作するDirectXのバージョンが10.1」だからです。多分。

参考:VMware Workstation 15 Player リリース ノート
---------------------------
新機能
Workstation 15 Player は、新たに以下のサポートを提供します。
DirectX 10.1
DirectX 10.1 は DirectX 10.0 の増分アップデートです。マルチサンプリング アンチエイリアシング (MSAA) のサポートにより高品質の視覚効果を提供します。DirectX 10.1 は Shader Model 4.1 および Cubemap Array もサポートします。
---------------------------
DirectX診断ツールではOS上には利用可能なDirectX12が認識されるのですが、ハードウェア(ここではVMWareを指します)が対応していないので実際は使うことが出来ない、その認識の不一致がVRMNXにも及んでおり「DLLファイル(API)はあるんだけど使えない」ってことでAPIをコールした瞬間に例外吐いて落ちてると推測できます。
その証拠にビュワーやレイアウター(DirectXのAPIをコールしない系の処理)以外のメニューやレイアウトファイルの保存など、いくつかの機能は操作できました。



という訳で色々試してみましたが、どうあがいてもゲームマシンのOSをWindows10に入れ替えないとVRMNXが遊べない事が確認できました。分かっていましたが。
クリーンインストールするには色々準備とか必要なので、どうにもすぐにはNXを遊ぶことは叶わなそうです…。

残念。(´・ω・`)。

とりあえず一括アンロックだけしとこうかな・・・。




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