「パソコン性能チェック」改め「
パソコン性能診断」を更新しました。
初心者には手順が一本道のほうがわかりやすかろうと思い、システム情報の欄を削除し、文章もまとめました。
ただ、それだけでは内容的に不親切のような気もするので、後日用語集みたいなものを作ろうかと思います。
今日家の居間にある最古のパソコンを何となく動かしたかったので電源を入れたところ、とうとう起動しなくなっておりました。
こいつはWin95のバージョンアップをしたもので、今年で11年間家にあったことになります。
CPUはPenⅡの300MHz(あのファミコンの黒カセットみたいなやつです)、メモリは1700円で買った128MBを装着、ビデオカードも4MBと今のパソコンと比べると10倍ほどの性能差があります。
本体もATX規格が出来てすぐぐらいのもので、CDドライブも24倍速の読み取り専用でした。
これは父親が新しいPCを買ったときに私と弟用にお古もらったもので、その時にはすでに型遅れでしたが、当時の私にとっては大切なマシンでした。
ネットには繋がってませんでしたが、デジタルプラレールやRPGつくーる2000などは快適に動作しましたし、ワードなどの練習にも使いました。
中学時代には自分で本体を空けて分解したら起動できなくなったり、友達からもらった怪しいCDに入っていたウイルスにやられてOSが立ち上がらなかったりしましたが、その都度ドライブの設定や仕組み、OSの組み込み方などを勉強してちょっとづつ自分でいろいろ出来るようになりました。
レジストリも相当いじってメモリを128MBフルに使える設定をしたり(既定では64MB程度しか読まない)、別の友達のあまった古いCD-Rドライブを組み込んだりもしました。
このパソコンがあったからこそ、私は自作パソコンを作ったり、そういった系統の大学へ進学したと言っても過言ではありません。
大学に入ってからはすっかり居間の置物扱いにされ、爺さんのタバコのせいで黄色くなっています。
もう、動くこともないでしょうし、中古に出せる代物でもありません。
ディスプレイも邪魔者なので近いうちに撤去することになるでしょうが、これだけはそのパソコン君に言いたい。
今まで一緒に遊んでくれて、ありがとう。