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slack diary

鉄道模型シミュレーター(VRM)を紹介するホームページ「CaldiaのVRM Room」の更新情報と、Caldia本人の日常ぐだぐだ日記。

新しい液晶モニタのレポート。

液晶名はDY-L2400W。
24型のWUXGA解像度対応。
それ以外はメーカーのHP参照。
以後はレポートと称し、使ってみた感想などつらつら書いていく。

接続-PC編
DVI端子でPCと接続。信号を読み取ってあっさり認識。
ただ、今までの画像設定が引き継がれるので初期設定は1280x1024のまま。
画面のプロパティで解像度を1920x1200まで上げると本来の性能を発揮する。
ビデオメモリは256MB積んでいるので表示に問題は無し。

接続-Wii編
接続端子はコンポーネントAVケーブル。
折角のハイビジョンなんだから…と奮発したのだが、意外な落とし穴があった。
なんと画面が映らないのである。
音は出てるんだから接触不良は無いだろうし…と思い説明書を見てみると「YUV(Y/Cb/Cr)信号は受信することができません」と書いているではないか。
実はこのコンポーネントケーブルの接続信号はざっくり分けて二種類あって「Y/Cb/Cr信号」と「Y/Pb/Pr信号」がある。
テレビなどで言う「インターレース」と「プログレッシブ」のことなのだが、なんとこのモニタは「インターレース」表示が出来ないわけだ。
Wiiは初期設定で「インターレース」に設定されているので信号は受け取れない。
これじゃ設定も出来ないではないか…。
幸い家に旧式だが、「インターレース」と「プログレッシブ」両対応のテレビがあったので一度そっちに接続し、設定を変更してから液晶モニタに接続しなおして事なきを得た。
もし家に旧式テレビが無かったら泣く泣くアナログ接続でやっていたかも。
ちなみにWiiの出力画質は「480P」であった。
いくらプログレッシブだとは言え、画像を引き伸ばして表示しているので、ゼルダなどの3Dモノは荒いシャギーが目立つ。
もし液晶モニタと液晶テレビのどちらで家庭用ゲームをしようかと考えている人がいれば素直にテレビのほうを買うことをお勧めする。

接続-PS2編
PS2は「Y/Cb/Cr信号」なのでコンポーネントケーブルでは接続不能。
よって素直にS端子でチャレンジしたのだが…結果は駄目。
まず画像の色が全体的に滲み出るような感じで潰れてしまう。
さらにインターレース方式の出力は液晶モニタでは画像ブレが目立ってしまった。
明度や輝度を上げてチャレンジしたが、色が潰れるのはどうすることも出来ず、結局プレイすることを断念した。
ただ、PC側にチャプターカードを搭載して、そこ経由で画面を出力させれば、改善の余地はあるかもしれない。

レッツプレイ-PCゲーム編
まずはVRM。レイアウターの画像から。

01.jpg

50%縮小にしているのであんまり実感がわかないかもしれないが、右のツールが二列で表示されている部分を見れば、大きさが掴めるはず。
こういうCAD系ソフトや画像を扱うソフトは画面が大きければ作業効率も良くなる。
実際VRMもメニューを開いたり閉じたりする手間が幾らか省けて手際よく作業が出来る。
次にビュワー画面にて画像サイズの設定画面。

02.jpg

何事も無かったかのようにワイド対応の認識をしてくれた。
ただ、1920x1200のフルスクリーンで表示し、画面が動いている状態でビュワーを終了すると会議室でちらほら出てくる「メニューの文字が消える」「レイアウター内にビュワー画面が残る」と言った症状が出てしまう。
素人意見ですけどビデオメモリのリフレッシュが出来ていないような気がする。
これを回避するには通常の解像度のフルスクリーン設定をしないか、ウインドウ画面で動作させるかのどちらかをするといい。
あと他のゲームもウインドウモードなら動くが、全画面表示のゲームの場合、ワイド対応でないゲームが横伸びする現象がでた。
本来なら液晶モニタの設定メニューかドライバーに画像比率の変更みたいな項目があるはずだが、今のところそんな項目が見当たらない。(と言うより付属のドライバがそもそも無い。)
よって古い全画面表示のゲームはこのモニタでは適さないことが判明。
全画面表示のゲームで遊ぶときは17インチの画面を併用して使うことになる。

おまけ-二画面表示編。
24型と17型を並べた超ワイドなコラボレーション!!

IMG_0180.JPG

…ぶっちゃけあんまり意味が無い上、首が痛い。
そもそも二画面表示は4:3の画面を並べることでワイド画面とほぼ同等の大きさを使おうと言うものであって、ワイド画面と普通の画面を並べてもさして作業スペースがこれ以上大きくなるメリットは無かった。
またサブ画面が視界外にあり、首を回さないと認識できない。
ワイド画面内なら目の移動だけで全体を見れるので、この差は意外と大きい。
意識する人は滅多にいないのでよくわからないかもしれないが、長時間首をあっち向きこっち向きしていると疲れてくるのだ。
と言う事でPCの二画面表示はほとんど意味なし。
ただWiiをしながらPCをするという使い方は出来るし、全画面表示ゲームには使えるので、いつでも使えるように接続はしている。

以上がワイド画面のレポートになる。
値段は送料込みで78600円。
高い買物だったが、自分の部屋でゲームを出来る、そのモニタをパソコンで使えるという二つのメリットがあるのでいい買い物だったと思う。
皆のワイド液晶購入の参考になれば幸いである。
他に何か質問があれば答えますので。

2007年2月11日追記

前に「新しい液晶画面はPS2無理っぽい」と言ったが、極端に調整することでにじみが解消できた。
画質の設定は「brightness」「contrast」「backlight」の三つがあるのだが、このうち「brightness」の値を50~70%まで引き上げ、残り二つを押さえ気味に調節すると、潰れていた色(特に黒)がある程度段階的に色を判別できるようになった。
まだブラウン管の色と加減が違うので調節が必要だが、何とかなると思う。
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