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slack diary

鉄道模型シミュレーター(VRM)を紹介するホームページ「CaldiaのVRM Room」の更新情報と、Caldia本人の日常ぐだぐだ日記。

SSD CSSD-PM32NL(CFD) レビュー

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SSD CSSD-PM32NL(CFD) レビュー

中古のノートPCですが、サブPCとして本格的に使用したかったため、SSD搭載を決意しました。
40GBの2.5インチHDDはアクセス速度が3.5インチに比べ、劇的に遅い(推定1/4ぐらい)のでこれをSSDに換装するとかなり良い感じになるのではないか、と思った次第です。

ノートPCはIDE接続なのでおのずと商品は限られますが、今回は32GBで安かったCFD製のものを購入。
お値段9400円。1万円を切ると買いやすいですね。・・・といっても多分1年後には半額か、倍の容量&同じ値段で売られていると予想してます。今回はそれを覚悟した上での人柱ということで。

スコアの方は以下の通り。CrystalDiskMark 2.2を使用しました。


ノートPC CSSD-PM32NL

Sequential Read :   80.388 MB/s
Sequential Write :   51.392 MB/s
Random Read 512KB :   79.503 MB/s
Random Write 512KB :   35.881 MB/s
Random Read 4KB :   13.012 MB/s
Random Write 4KB :    1.795 MB/s
 
ノートPC CSSD-PM32NL(パーティションD:\ 8196バイト/クラスタ)

 

Sequential Read :   79.910 MB/s
Sequential Write :   66.767 MB/s
Random Read 512KB :   78.097 MB/s
Random Write 512KB :   45.908 MB/s
Random Read 4KB :   12.880 MB/s
Random Write 4KB :    2.016 MB/s
 


【参考】デスクトップPC WDC WD5000AACS(500GB 可変)

Sequential Read :   84.115 MB/s
Sequential Write :   84.811 MB/s
Random Read 512KB :   44.438 MB/s
Random Write 512KB :   73.959 MB/s
Random Read 4KB :    0.739 MB/s
Random Write 4KB :    2.422 MB/s

元2.5インチHDDのベンチデータを取り損なったため、デスクトップとの比較結果です。
Sequential Read、Random Readの速度がIDEの理論値限界で頭打ち。
Random Read 4KBの速度はHDDの約20倍といったところです。
また、クラスタサイズを1024から8196にすると書き込み速度がいずれも3割程度上昇しました。
これはSSDの書き込みがキロバイト単位(正確な数値は不明)での書き換えとなるため、ブロック1つあたりの書き換えるクラスタ数を押さえることでコントローラチップの負担が減少したと推測しています。(適当)

感想ですが、エクスプローラなどで膨大なファイル一覧を出すと3.5インチでもダララララーっと順に表示されていたのが、パッと一瞬で表示されるなどレスポンスが全く違い、ワンテンポ速い反応だと感じました。OSの起動時間はクリーンインストール直後で約2秒ほど。ゲームやecrlpseの起動など、細かなファイルの展開は遅いものの、ノートPCとは別格の性能で、ファイルアクセス速度ならデスクトップをも上回っていることを直に体験できました。

ちまたで話題のプチフリですが、今のところそういった症状は確認できていません。CFDなのでコントローラチップは多分Jmicronだと思っているのですが違うのかな?

SSDを搭載するに当たって注意すべき点は2点。
まず、ノートPCに換装するには『相性』問題が発生します。具体的にはHDDの回転を停止させたり、CPU電圧を下げたりする低電圧PCでは上手く動かないことがあります。最近の低電圧PCなどが該当するので要注意。
HDDと比べると消費電力は低いと謳われていますが、5400rpm2.5インチと比較するとそれほどでもなく、連続して書き込みをすると予想以上に発熱するのでこれも注意です。
また、B5サイズだとIDEコネクタのピンを削ったりHDDの形状が特殊なモノもあり、本体に接続できないモノもあるので、必ずHDDを本体から分離させて物理的に入るかどうかを確認することが必要です。
店員さんの話だとVAIOシリーズやLet's Noteシリーズは上の問題に当たるそうです。
それと今回買ったSSDは端子と反対側の固定ねじ穴が無かったため、ノートPCの保護パーツに固定することが出来ませんでした。SSDは衝撃耐性が高いので今のところ問題ないですが、ケースによってはネジが引っかかる可能性があります。

以上が今回の報告です。
SSDはまだまだ安くなる前の時期なので、一般のユーザーにはあまり(値段的に)お勧めしませんが、古いノートPCを現役で使いたい人にとっては、本体を買い換える前に試してもらいたい一品です。

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コメント

1. 無題

確かに早いし、うるさくなくていいんだけど、値段と容量の折り合いがなー。
現状だとシステムをSSDにしたとしても、容量が少ないし、色々考えないとすぐ容量なくなるから、デスクトップだとHDDは積まれている思う。
容量的に保存し放題で精神的にも良いHDDばかり使ってしまい、結局HDDに依存している部分が大きいから、以前と大して変わらない状態になったりする。
速さよりも容量ごとの値段をどうにかしてほしい。

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