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slack diary

鉄道模型シミュレーター(VRM)を紹介するホームページ「CaldiaのVRM Room」の更新情報と、Caldia本人の日常ぐだぐだ日記。

カントが欲しいなどと…。

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カントが欲しいなどと…。

本当に使うのか、お前ら?
と、やや強気で書きましたが。

30日に我らが45-50s氏が北海道に戻られた様子で、私のブログにもコメントを書いてくれました。
で、今日はそのコメントについて考えたいと思います。
以下本記事に関係ある部分を引用。

>でついでにカントの有無も設定できたりとか。
>ただそうなると、スクリプト入りレールがただのレールに紛れちゃって今以上にデバッグしづらくなる気もしますけどね。それに長いレールだと検知位置をシビアに設定できないし。
>とか言いつつ確かに、センサーに限らず、音源とか車両配置とかカメラとか、見えない部品がたくさんあるってのは自分もうっとうしく感じるときはあります。

・カントについて

公式掲示板でも以前からちらほら出ている「カントが欲しい」人。
まあ、実写を目指したい人は欲しい実装でしょう。
この人も別の意味で欲しがってるに違いありませんが。つーか暴走すると思いますが。
個人的見解ではこのカント、実装は非常に難しいと思います。
まずはレール。
これにはカント専用のレールを実装するか、現存のレールにカントを付けれるようにするかのどちらかを想像しますが、角度の調節があまりにも複雑すぎます。
テクスチャをねじったりひねったりする必要があるので実装の容易さはフレキシブルの比ではないかと思います。
次に地面テクスチャ。
ただでさえ、テクスチャから斜めにトンネルを掘ったりすることが難しいのに、カントに合わせて地形造成してもどうしても隙間が開くことは必死です。
VRMの地面テクスチャは定点処理(って言うのかな? x,yの座標位置が固定していて、z情報のみに意味があることです)なので、このねじれには対処しにくいのではないでしょうか?
あとは、作業面での問題。
2次元レイアウターでは高さでさえろくにわからないのに、この上ねじれを表示させるのはかなり難しいかと。
そもそもカントの表現はリアル鉄道模型でも(私個人は)あまり見たことが無いので果たしてどれだけのユーザーが使うでしょうか。
要望は確かにありますが、いざレイアウトに組み込もうとして挫折する人が出てこないかが心配です。
まぁ、3次元ビュワーでレイアウターが出来るなら実装も、して欲しい所です。

・スクリプトの配置とか

色を少し強調

レールにまぎれちゃう懸念についてはこんな感じで如何なもんでしょうか?
同じレイヤーでも色がきつめに付けられて、あと部品名を表示したり。
検知位置については現存の「SetSensorMode」の項目を追加してやれば何とかなるかと。
ただ、「レールに組み込む案」は逆を返すと何にもない所にセンサーを置きたい時、レールを置かなければならなくなるので、センサー、音源、カメラのスクリプトを使える「見えないスクリプト組み込みパーツ」を別途で用意してやれば良いんじゃないかと思います。
GPUの統合型シェーダーのように装置ごとにしか使えないスクリプトを書くのではなく、グローバルで統合されたスクリプトのほうが便利じゃないかなぁとおもいますね。
具体的に言えば、カメラにはカメラにしか使えないスクリプトを書くのではなく、「見えないスクリプト組み込みパーツ」にカメラの制御スクリプトを書き込むことでそのパーツがカメラの機能を持つ、ような。
ただスクリプトに関してはVRM4で初実装されたものだし、今後の改良に期待します。

以上、個人的な見解でした。

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コメント

1. 無題

どうもです!
まさしく一番ほしい機能がカントです、いつカント付レールが出るかとV3の頃から待ち望んでいますが?…
そーですねハードルは高そうですね!
リアル鉄道模型もカントが付くとそれだけで凄くリアリティーが増すのを身をもって経験してます。今後のメーカーに期待してます。

2. 無題

私は鉄道模型派なのであんまり欲しいとは思わなかったのですが、いざ書いてみると案外欲しい人って結構いるもんだなぁと。(苦笑)
私は少々ネガティブに書いてしまう傾向があるのですが、45-50s氏がそれに対論してくれてますのでそういう考えも見習いたいもんです。

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